甥がまた来てる

他の人にとっては大して可愛くないんでしょうけど私にとってこの甥っこは可愛すぎる。
自分は嫌いだけど自分によく似た(特に育児書にも載ってないくらいの肥満児っぷりとか)この子が可愛くて仕方ない。
乙一の小生物語を読んだ時、姪が出来た乙一
『戦争とかあるとこにヘリから沢山赤ん坊を降ろせば兵隊があやすのに夢中になって戦争止むんじゃないかと思う』
みたいな事を書いていて凄い良い事言うなぁと思ったと同時に
どちらかと言うと黒乙一(暗黒童話とか)の方が好きだった私は
"乙一らしくないぬるい事言うなぁ"
と思ったんですけど、いざ自分が乙一と同じ立場になった時その気持ちが凄く良くわかりました。
たとえ髪をひっぱられても
たとえ私が抱くと必ず泣き出しても
たとえ新しい服にゲロ吐かれても
たとえうんこする時だけのみ私を見つめてきても
たとえ顔面にくしゃみを噴射されても
たとえ私で鼻水を拭こうと必死になってきても
たとえお年玉を私より貰っていても赤ん坊は可愛いなぁと思います。
でも時々ちょっとウザイなぁと思います。